オステオパシーとは
オステオパシーの歴史
オステオパシーは、1874年アメリカ合衆国の外科医A.T.スティルによって始められた手技療法です。彼は「血液の正常循環(とくに動脈)が人体の構造と機能を結び付けている」という基本理論を導き出したといわれています。
1875年、スティルは最初のオステオパシー医学校「アメリカン・オステオパシー・スクール」を創立し、後進の育成を始めます。その後の教育改革と認知の広がりによって、1917年にアメリカ全州で医師資格DO(Doctor of Osteopathy)が承認されました。
オステオパシーは現在、身体各部の働きの性質により筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系・循環系の4つに分類されます。間接法と直接法のふたつの矯正法でアプローチの仕方を変えるなどの進化を遂げ、世界中で活用されています。
テクニック選択の二大決定要素
- ユーザーが施術に反応する能力
- 施術者が施術を遂行する能力(熟練した直接テクニックまたは間接テクニック)
施術の順序
- 1. とくに腰部筋のかかわりがある腰痛は、腰椎を施術する
- 2. 頚椎を施術する前に上部胸椎と肋骨を施術する
- 3. 特異性の肋骨機能障害を施術する場合は、先に胸椎を施術する
- 4. 非常に急性の部位を施術する場合は、まず周囲の領域を施術して、重大な領域を評価できるようにする
- 5. 頭蓋骨の施術は、緩和を生み、OMTがほかの領域で働くのを助ける
- 6. 身体の末端、手足を施術するためには、まず軸性の骨格要素(脊椎、肋骨、仙骨)から施術する
- 7. 急性の場合は、施術と施術との間隔を短くし、施術の反応が出てきたら間隔を広げる
OMTとは
手技により生理的機能を改善して、自然治癒力を高め、身体の恒常性(ホメオスタシス)を維持しようとする施術法のこと。

